GUIコンパイラ「Prepros」の Custom Tools を使って、EJSをコンパイルしたい!

やりたいこと

EJSをコマンド無しで使いたい。

フォルダ構成

project/
 ├ src/
 │ └ ejs/
 │  └ index.ejs
 └ dist/
   └ index.html

やり方

1. EJSをグローバルインストールする

npm i -g ejs

2. Prepros の Custom Tools に EJS のコマンドを設定する

右上のメニューから Project Setting > Custom Tools > Add Tool を選択。
以下のように設定する。

ejs {{input}} -o {{output}}

3. EJSの出力先を設定する

次の画面で以下のように入力する。

これで設定は完了です。

4. index.ejsを保存する

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
	<meta charset="UTF-8">
	<title>EJS</title>
</head>
<body>
	<%= 'EJS'; %>
</body>
</html>

上記のコードで保存すると…

コンパイル成功です。

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
	<meta charset="UTF-8">
	<title>EJS</title>
</head>
<body>
	EJS
</body>
</html>

こんなふうに出力されました。

補足

EJSの出力先をドキュメントルート直下にしたいときは、Outputの Replace With を 「.」 するとなります。

EJSにパスの情報を渡したいときは、以下みたいな感じで変数を渡せます。そうすれば、グローバルで使えるのでincludeするときにいちいち変数を渡す必要がなくなって楽です。

ejs {{input}} -o {{output}} OUTPUT_DIR={{outputDir}} ROOT_DIR={{rootDir}} INCLUDE_DIR={{rootDir}}/src/ejs/include/